支部懇談会開催報告

一覧へ戻る

【さいたま支部】政令都市の役割をテーマに講演―さいたま、千葉両市長

2015.3.13

  さいたま市の清水勇人市長と千葉市の熊谷俊人市長は3月11日、さいたま市内で開催された内外情勢調査会で「首都圏における政令指定都市の役割と今後の展開」をテーマに講演、対談を行った。
  清水市長は、災害に強い市の優位性を紹介。「首都直下型地震の際に市民の安全を守るのはもちろん、首都圏への協力や支援を行える」ようになるため、東日本 の中枢都市を目指していくとした。また、今後の目標を「住みやすいと思う市民を90%にする」とし、教育、環境、健康など市の強みをさらに強めていくと 語った。
 熊谷市長は、海辺を生かした戦略的な街作りとして5月に開催されるエアレース招致などを例に挙げ、「首都圏に近い都市型ビーチで しかできないことをやっていく」と説明した。また、保護者を主眼とした子育て支援のみではなく子どもが参画できる施策の重要性を強調。「子どもも市民の一 人。地域社会の担い手として意識をもってもらえるように」と話した。
 後半は、東日本大震災から影響を受けた都市経営への考えや、2020 年の東京五輪開催をテーマに対談。両市長は「コミュニティーを再生する重要性」について一致した。清水市長は「家族形態の変化でつながりが持ちにくい状況 もある。地域に仕掛けを作ることで取り戻さなければいけない」と語った。
 東京五輪については、清水市長が、東日本の各地方へ新幹線でつな がるさいたま市が「広域的な連携をして観光客をおもてなしする役割がある」とした一方、車椅子スポーツのメッカを目指している千葉市の熊谷市長は「パラリ ンピックに注目している」と述べ、両市それぞれが特徴を生かした準備を行っていくとした。(了)