支部懇談会開催報告

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【堺・泉州支部】行政は「ニア・イズ・ベター」―竹山堺市長

2015.5.18

  堺市の竹山修身市長は5月14日、内外情勢調査会の堺・泉州支部懇談会でし、全国の政令市の多くが創設を望む「特別自治市」の堺市への適用について、「私は反対している」と述べ、同市としては特別自治市を目指さない考えを改め て示した。市長は「大阪府と役割分担しながら、市民にできるだけ便利な権限をもらい、財源ももらって、市民生活に奉仕することが大事」と指摘。「ニア・イ ズ・ベター。(住民に)近いところで行政をするのがより効率的だ」と強調した。
  また、周辺町村との合併や2006年の政令市移行など市の歴史について紹介し、市を再編に巻き込もうとする「大阪都」構想を暗に批判。「先人が汗をかいて、涙を流して、政令市になった。していただいたことを私はしっかりと受け継がなければならない」と話した。
  17日に大阪市で行われる都構想の住民投票については、「もし賛成派が多数のときは対岸の火事ではない。非常に大きく燃えているので火の粉が降りかかってくる恐れは大いにある」と警戒感をあらわにした。
  この他、市内の仁徳天皇陵古墳などで構成する「百舌鳥・古市古墳群」も紹介。堺、藤井寺、羽曳野の3市や大阪府などが府内初の世界遺産への登録実現に力を 注ぐ巨大古墳群で、市長は「7月の国内推薦に向けてできる限りのことをしたい」と意気込みを語った。千利休や与謝野晶子にスポットを当てた文化観光施設で 3月にオープンした「さかい利晶の杜」もPRした。(了)