支部懇談会開催報告

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【宮崎支部】インフラ整備を追い風に=内外情勢調査会で講演―河野宮崎知事

2015.7.24

 宮崎県の河野俊嗣知事は7月22日、宮崎市内のホテルで開かれた内外情勢調査会で講演し、「(県では)ようやくインフラ整備が整いつつあり、追い風が吹いている。高い合計特殊出生率(1.69)など総合的に考えると、宮崎は地方創生のトップランナーになり得る」と述べた。

 河野知事は、着々と進むインフラ整備を踏まえ、「経済効果は確実に出つつある」と明言。今後も、東九州自動車道の延伸や大型クルーズ船の寄港、格安航空会社(LCC)の就航などが予定されていることに触れ、「(宮崎には)伸びしろがある」と強調した。その一方で、「(インフラ整備による効果を)さらに拡大していくには課題もある」と指摘。海外観光客向けの通訳ボランティアの増員や無料公衆無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」の環境整備などを代表例に挙げ、「受け入れ態勢をより強化しなければならない」と述べた。

 全国的な課題である人口減少対策については、「残念ながら減少傾向は避けられないが、(減少の)幅を狭めていくことが重要」と強調。9月議会に提案予定の地方版総合戦略案で掲げる「2060年時点で人口80万人」という数値目標に向けて取り組んでいく姿勢を改めて示した。

 また先日、県内全市町村長と連携して「イクボス宣言」を行ったことを踏まえ、「女性の活躍は宮崎にとって大きな力になる。女性の活躍を支援することで、少子化対策にもつながる」と述べ、県内全域で子育て環境をより一層充実させる必要性があると強調した。(了)