支部懇談会開催報告

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【大分支部】東九州道を創生の足掛かりに=内外情勢調査会で講演―広瀬大分知事

2015.10.16

 大分県の広瀬勝貞知事は8月4日、大分市内のホテルで開かれた内外情勢調査会で講演した。東九州自動車道が県内で全線開通したことを受け、「地方創生の時代に頼もしい足掛かりをもらった。大きな木の幹をもらったようなものなので、これから葉を茂らせて実をならせるのはわれわれの責任だと張り切っている」と意気込んだ。

 地方創生に向け、人を大事にし、人を育てる▽仕事をつくり、仕事を呼ぶ▽地域を守り、地域を活性化する▽基盤を整え、発展を支える―ための施策に取り組む必要性を強調した。

 人材育成の基となる教育については、「県内どこに住んでいても、子どもはみな基礎基本をしっかり身に付けて、将来夢を実現するための努力ができるベースを築けるようにするのが、義務教育の当然の役割だ」と指摘。その上で、「地域に愛着を持ち、世界に臨む人材を育てることも大事だ。グローバル教育もしっかりやっていかないといけない」と述べた。

 また、農林水産業では県産の白ネギやピーマンが京都市場などで占有率が高いことなどを例に上げ、「マーケットをしっかりにらみながら、求められているものをしっかり作っていかないといけない」と主張した。

 一方で、東九州新幹線については「造ってくれと言うのは簡単だが、勉強しないといけないことがあるということで、今年度予算を組んだ。前向きに展開できるような素地を作りたい」と述べ、整備促進に向けて意欲を示した。(了)