支部懇談会開催報告

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【札幌支部】40年に「450万人維持」=内外情勢調査会で講演―高橋北海道知事

2015.10.16

 北海道の高橋はるみ知事は8月25日、札幌市内のホテルで開かれた内外情勢調査会で講演し、「人口減少問題への対応を最優先課題として臨んでいる。450万程度の人口を維持したい」と述べ、道の2040年時点での人口目標を450万人(現在約547万人)とする意向を表明した。

 高橋知事は講演で、14年に発表された日本創成会議の40年時点での人口試算に触れ、「このまま放っておくと、(北海道は)8割の市区町村が消滅してしまう」と危機感を強調。「人口減少を極小化する努力を最大限行いながら、来るべき人口規模に合うような政策をしっかりと整備していかなければならない」と語った。

 知事はまた、4選を果たした4月の知事選で掲げた公約に繰り返し言及。目玉公約の「道産食品輸出1000億円戦略」や、20年をめどとした「外国人観光客300万人誘致の実現」に向け、全力を挙げる考えを重ねて示した。

 その一環として、10月にミラノ万博を訪問して道産品を世界にアピールすることや、道への投資を呼び込むために中東諸国への訪問を検討していることを明らかにした。

 来年3月の北海道新幹線開業に関しては、「一番重要なのは(開業効果を)道南地域だけにとどめるのではなく、全道にまんべんなく行き渡らせることだ」と指摘。新幹線開業を起爆剤とした道内の活性化に意欲を見せた。(了)