支部懇談会開催報告

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【石巻支部】新設医学部、卒業後の義務年限短縮も=地方創生テーマに内情講演―村井宮城知事

2015.10.16

 宮城県の村井嘉浩知事は9月7日、宮城県石巻市内のホテルで開催された内外情勢調査会石巻支部の会合で、地方創生をテーマに講演した。この中で、2016年に開設する東北薬科大(仙台市)の新医学部の修学資金制度に関して、卒業後に指定医療機関で働かなければならない義務年限を一部短縮する案を示した。産婦人科など特定診療科については、義務年限を10年から8年に短縮する方向で大学側と調整中という。少子化対策の一環と位置付けている。

 修学資金制度として、県は医師の地域定着に向け、同大医学部の1学年30人分について3400万円のうち3000万円を負担する宮城県枠を設ける方針。卒業後は知事が指定する医療機関などで10年間働くことが義務付けられる。

 これについて村井知事は「東北地方では産婦人科や小児科の医師が足りておらず、そのために子育てができないという地域もある」と指摘。その上で「医師の少ない産婦人科などに学生を誘導するため、特例的に義務年限を短縮したい」と述べた。

 村井知事はそのほか、定住化対策に関連して、雇用や高齢化対策の現状、展望などについて話した。(了)