支部懇談会開催報告

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【富山支部】女性に魅力ある職場づくりを=内外情勢調査会で強調―石井富山知事

2015.10.16

 富山県の石井隆一知事は10月1日、富山市内で開かれた内外情勢調査会で講演し、地方創生に関連して「女性の数が減ると(地方が)消滅する。女性が魅力を感じる職場をつくらないといけない」と強調した。県では昨年、20〜24歳女性500人以上が県外に流出。就職や進学が主な減少要因とみられている。

 石井知事は「富山県は製造業が中心で、女性の働き口がちょっと少ないイメージもある。雇用の確保が必要だ」と述べた。2011年の同県産業構成費で製造業が占める割合は、全国平均を大幅に上回る約32%となっている。

 県は昨年10月、結婚マッチングを行う「とやまマリッジサポートセンター」を設置したほか、県立大学への看護学部設置、女性採用に積極的な企業の誘致など、女性人口の維持に向けた各種施策を展開。秋には県外の大学や大学院に在籍する女子学生を対象に、Uターン就職について話し合う「Uターン女子応援カフェ」を開催予定だ。

 石井知事は、同センターを活用し、既に100組を超えるカップルが成立したことを紹介した。

 また「30歳の同窓会inとやま」(仮称)の開催実現を目指していることを強調。開催に際しては、県外在住者を対象としたUIJターン就職相談会などを合わせて開催していきたいと述べた。

 石井知事はこのほか、3月に延伸開業した北陸新幹線の未来についても言及。現在首都圏から関西・中京方面への人口流動が年間1億人を超えている一方、首都圏から北陸への人口流動が約600万人にとどまっていると指摘。その上で「(利用者増は)夢ではない。(北陸新幹線を)早く京都大阪までつなげて、新たなゴールデンルートをつくりたい」と、大阪までの北陸新幹線早期延伸開業を訴えた。(了)