支部懇談会開催報告

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【秋田支部】地方創生、喫緊の課題見直す好機=内外情勢調査会で講演―佐竹秋田知事

2015.11.11

秋田県の佐竹敬久知事は10月20日、秋田市内で開かれた内外情勢調査会で、「地方創生のゆくえ」をテーマに講演した。「地方創生について一つ良かったと思うのは、各自治体の総花的な総合計画の中の喫緊の課題を重点化する、あるいは(計画の内容を)5年間で具体的に何をするか定めるということを、民間の意見を聞きながら初めてできたことだ」と指摘した。

 県の地方創生に取り組む姿勢については「国がどうあろうと、秋田の一番本質的な課題について掘り下げて、5年間みっちりやる。そうすればいろいろな面でプラスになるだろうと割り切っている」と語り、国からの交付金が受けられるかどうかは重視しないとした。

 20日に成案になったばかりの県版総合戦略「あきた未来総合戦略」の内容も紹介。「思い切ってやろうとしているのは少子化対策だ」として▽第3子以降が生まれた場合に第2子以降の子どもの保育料を全額助成する▽医療費の助成を行う対象を現行の小学生までから中学生までに拡大する―ことなどを説明した。

 計画の策定作業のただ中にある市町村に対しては「(総合戦略を)国に出すためのものだと思った途端に意味がなくなる」と訴えた。「5年間に何を重点的に掘り下げ、力を入れていくかを決めるのが総合戦略だと考えれば、(計画策定は)やりがいがある」とエールを送った。(了)