支部懇談会開催報告

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【東葛北部支部】「地方創生と地域活性化」テーマに講演=内外情勢調査会で―千葉県の5市長

2015.11.11

千葉県の松戸、野田、柏、我孫子、流山の5市長は11月4日、柏市で開かれた内外情勢調査会東葛北部支部で「地方創生と地域活性化」をテーマに講演した。

 野田市の根本崇市長はTPP(環太平洋連携協定)対策として、市内の酪農家と飼料米農家の採算を向上させる補助事業について述べた上で、「国にはかつての貿易自由化交渉の際にやったような粗い仕事ではなく、きめ細かい、地域に応じた対応をしてもらいたい」と注文を付けた。

 柏市の秋山浩保市長は、市民に柏をもっと知ってもらおうと作成した広報番組の中で、ローカルな不思議を解明する企画などを紹介。「地元への愛着と、市域外からの関心を喚起したい。市民の当事者意識が高まって、初めて町の活性化につながる」と語った。

 松戸市の本郷谷健次市長は、昭和30年代から住民が急増した同市の今後の人口ビジョンについて説明し、子育てや教育と文化、高齢者の健康増進、50年を経た市街地の再生、経済活性化などの取り組みで人口を維持していくとする展望を示した。

 流山市の井崎義治市長は、地域イメージづくり戦略や定住人口増加策が成果を上げていることに触れ、現在取り組んでいる高齢者の住み替え支援策を例示した。不動産業者らがチームを組んで市と連携し、高齢者の住宅売却相談に乗る仕組みで「高齢者の自立した暮らし、子育て世代の住宅取得促進、空き家の抑制、そして地域の若返りにつながる」とした。

 我孫子市の星野順一郎市長は、子育て世代を対象に、婚活から出産、学童保育と各ステージにおける施策で「切れ目のない支援」に取り組む現状を紹介。また市の象徴である手賀沼の集客力を高めるため、隣り合う柏市などに連携を呼び掛けた。(了)