支部懇談会開催報告

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「地方創生と行革を同時に」=内外情勢調査会で講演―岡部栃木県佐野市長

2015.12.24

栃木県佐野市の岡部正英市長は12月22日、同市内で開かれた内外情勢調査会で講演し、人口減少が進む市内の現状を説明した上で、「地方創生というアクセルと行財政改革というブレーキを同時に踏み込むことは簡単ではないが、選択と集中、創意工夫によって限られた財源を有効に活用し、こうした状況を乗り切らなければならない」と強調した。

 岡部市長は人口減少対策について、「自治体同士が人口を奪い合うだけでは根本的問題の解決につながらない」と指摘。策定作業を進めている総合戦略案では、雇用創出に向けた産業用地の分譲促進策や、女子大学生の市内居住を推進するための事業を新たに掲げた。

 一方、2005年に旧佐野市と2町が合併して以降、市は職員削減や行政改革を進め、市債残高は06年度をピークに減少傾向にある。健全財政を堅持してきた経緯を振り返り、「人口減少社会は、納税者が減少する社会。税収の大幅な伸びを期待することは難しく、全市を挙げた早急な対応が求められる」と語った。(了)