支部懇談会開催報告

一覧へ戻る

地方創生「やるぞという気持ちで」=内外情勢調査会で講演―広瀬大分知事

2018.8.22

大分県の広瀬勝貞知事は4月20日、大分市内で開かれた内外情勢調査会で「加速前進 おおいた創生」をテーマに講演した。知事は県内で5試合が行われるラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会にちなみ、「元日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏は『can’t doではなくcan doを考えろ』と言っていた。地方創生もできるぞ、やるぞという気持ちでやることが大事。粘り強く取り組んでいきたい」と語った。

 大分は九州北部豪雨など災害に見舞われることが多く、今後も備える必要があるため「災害に強い県をつくり、皆さんに安心して過ごしてもらえるような対策をしている」と説明。土砂災害警戒区域指定のための調査や、河床掘削による水害対策、沿岸部の護岸強化などを挙げた。

 人口減対策については「人を大切にし人を育て、仕事をつくり仕事を呼び込み、社会増を増やしたい」と意気込んだ。具体策としては、子育て世帯が一時預かりサービスなどに使用できるクーポン券を増額するなど「大いに赤ちゃんを祝福」すると強調。昨年4月に505人いた待機児童も、大分市などで定員を増やした結果、今年は20人弱に減る見込みという。

 農林水産業では、水田を畑地化し園芸作物に転換するなど「自由競争が激しくなり生産コストを下げる構造改革が大切」と言及。「魅力的な農林水産業には担い手も現れる」と17年度の新規就農者が過去最高の402人だったことに触れ「こんなにうれしいことはない」と喜んだ。(了)