支部懇談会開催報告

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「日本一の観光案内所を」=内外情勢調査会で講演―佐藤山形市長

2018.8.22

 山形市の佐藤孝弘市長は7月18日、同市内で開かれた内外情勢調査会で、「山形市発展計画の成果について」と題して講演を行った。今後新たに取り組む観光施策として「日本一の観光案内所を作りたい」と意欲を示した。

 同市は、2017年度に約305万人だった年間観光客入込数を27年度までに約352万人まで増やすことを目標としており、さらなる受け入れ体制の充実を図る。そこで市は観光地はもちろん、食、歴史、文化芸術、スポーツすべてを網羅した新たな観光案内所の整備を計画しており、今年度中に候補地を決める方針だ。佐藤市長は「すべての案内がここで足りるところにしたい」と述べた。

 また「観光の幅が広がってきている」として、スポーツツーリズムの推進も掲げた。蔵王連峰など山岳観光資源を生かしたトレイルコースを設定したり、マラソン大会と観光を組み合わせた旅行商品を企画したりして、スポーツファンの誘客を狙う。

 講演では来年4月に目指している中核市移行の効果も説明。移行に伴う最大のメリットとして、これまで県が運営していた保健所を市が独自に運営する権限を持てることを挙げた。

 JR山形駅前の商業施設内に新たな保健所を設置し、市の健康保健衛生に関わる部署を一元化させる計画を紹介。保健所で蓄積した検診結果などのデータを市の健康施策に反映させる狙いがある。佐藤市長は「シンクタンク的な機能を保健所に持たせる。これは他の地域でもほとんど行われていない」と強調した。(了)