お知らせ

程永華駐日中国大使がご講演―9月全国懇談会

2011.09.22

9月22日、都内・帝国ホテルで、講師に程永華駐日中国大使をお迎えし、全国懇談会を開催しました。
程大使は「中国の発展と中日関係」と題してご講演。その後、質問にお答えいただきました。
同大使は尖閣諸島問題の平和的解決、両国の防衛交流、関係強化、物価の安定、積極的な財政政策と
安定的な通貨政策、内需拡大による経済成長など多方面にわたり中国の主張や認識を示していただきました。

程大使のご講演動画を近くアップします。
また、ご講演抄録を本会会報誌「J2TOP」11月号(10月25日発行)、メールマガジンに掲載いたします。

時事通信社の配信記事は次の通りです。

2011/09/22
漁業監視船の行動正当化=防衛交流が必要−駐日中国大使

 中国の程永華駐日大使は22日、都内で開かれた内外情勢調査会で講演、
中国漁業監視船が8月、尖閣諸島沖の日本領海を侵犯した事件について、
「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国の領土というのが中国の立場で、関係
機関がそうした活動を行っているが、海洋権益拡大には当たらない」と述べ、
漁業監視船の行動を正当化した。

 同大使はその一方で「(尖閣諸島問題は)実力で解決するのではなく、対話を
通じて解決するという姿勢を堅持している」と強調、対話による平和的解決を
目指す姿勢を示した。

 中国の急速な軍事力増強に日本側で懸念が高まっている問題については
「中日間では安保分野で相手側の透明性が欠如しているとの指摘があり、
防衛政策担当者や制服組が交流し、互いの考えを知ることが必要だ」と述べた。
 
 程大使はまた、野田佳彦首相の早期訪中実現に改めて期待を表明。来年の
日中国交正常化40周年の節目を控え、両国関係強化や地域・国際問題での
協力をめぐる協議で成果が期待できるとの見方を示した。(了)

011/09/22
中国、年央の物価は制御可能な範囲=安定的な通貨政策を堅持−程駐日大使

 程永華駐日中国大使は22日、都内のホテルで開かれた内外情勢調査会での
講演で、同国経済の現状に関して、「全般的には良い情勢」との認識を示した。
さらに、「インフレは若干心配されているが、今年半ばの5月、6月、7月の様子を
見ると、一応コントロールできる範囲に抑えることができた」と語り、物価安定が
保たれていると判断した。

 経済運営をめぐっては、「引き続き、積極的な財政政策と安定的な
通貨政策を実施する」と説明。マクロ経済の安定性を維持し、景気情勢が大きく
変動することがないよう、適切な措置が講じられるとの認識を示した。

 また、今後の経済成長のあり方では、「内需の拡大で中長期的に発展していく」
と指摘。国内総生産(GDP)の拡大を追求してきた経済政策の軸足を、構造改革
の進展や省エネルギーなど持続的な成長につながる内容に移す方針を示した。(了)