お知らせ

北の核開発問題、一括妥結が重要=申韓国大使−4月全国懇談会

2012.04.18

 4月18日、全国懇談会を都内・ホテルニューオータニにて、講師に韓国の
申 カク(王へんに玉)秀(シン・カクスウ)駐日大使をお迎えし、開催しました。

 申大使は「北韓核問題と東北アジアの秩序」と題して、北朝鮮の核開発問題、
6カ国協議、金正恩第1書記、日朝関係など多岐にわたりご講演いただきました。

 時事通信の配信記事は下記の通りです。

2012/04/18
北の核開発「推定できない領域」=交渉の一括妥結が重要−韓国大使
 韓国の申カク(王へんに玉)秀大使は18日、都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、13日のミサイル発射を含む北朝鮮の核開発問題について「ウラン生産は隠匿が容易で、(開発段階が)推定できない領域に入った」との見解を示した。このため、6カ国協議で推進してきた段階別アプローチで非核化誘導するのではなく、包括的な交渉戦略が重要と述べた。
 申大使はこの中で、北朝鮮の核問題の「根源」は「国内外の劣悪な環境、南北競争での劣勢、(改革)開放のジレンマ」などにあり、現状維持によって体制の存続を図っていると指摘。核を放棄すれば経済支援を行うなどの「グランドバーゲン(一括妥結)」を追求すべきだと強調した。 
 また、金正恩第1書記に関して「祖父の故金日成主席と似たようなイメージをつくろうとしている。中長期的に新体制が安定していくかどうかは、慎重に見守る必要がある」と語った。
 日朝関係については、日本人拉致問題の重要性に理解を示しつつも、「北朝鮮の不透明な状況と挑発が続いている現実を考慮し、日朝の接触は非常に慎重を期す必要がある」との考えを述べた。(了)