お知らせ

新年のごあいさつ―内外情勢調査会 会長 中田正博

2013.01.01

新年明けましておめでとうございます。

  「巳」の年は、新しいものが生まれると言われますが、今年は国内外で
新たな動きが出てくるでしょう。会員の皆さまにとって良い年に、また若者
たちが将来に希望の持てるような1年になることを祈念しております。

  昨年末、総選挙で民主党が惨敗、自民党が圧勝して3年3カ月ぶりに
政権復帰し、安倍晋三氏が首相に返り咲きました。隣国の中国では共産党
総書記、韓国では大統領、いずれも新しいトップが登場しました。ロシア
では第2次プーチン政権、米国ではオバマ大統領が再選を果たしました。

  わが国では、政治の混迷が続き、経済もグローバル化の荒波を受けて
停滞。「デフレからの脱却」に向けて、有効な手立ては取れていません。
貿易立国でありながら、諸外国との経済連携交渉は牛の歩みで、環太平洋
連携協定(TPP)は国論を2分しています。年金・医療など社会保障、消費
増税、原発存廃を含むエネルギー政策、尖閣諸島や竹島をめぐる中韓と
の争い、普天間基地移転問題で生じた日米間の不信解消など重要課題が
山積しています。

  忘れてならないのは、東日本大震災からの復興です。依然大量の瓦礫が
未処理のままで、避難先で2度目の年を越した被災者も少なくありません。
被災地の苦難は続いており、震災を風化させてはなりません。新しい指導
者たちがどう動くのか、注視してまいります。

  内外情勢調査会は今年、59周年を迎えます。戦後の復興期から今日
まで、日本各地のリーダーの皆さまに国内外の情報を的確にお伝えし、
正しい世論の醸成に寄与するという使命を果たしてまいりました。今は、
この国の針路を決めなければならない大変難しい時だけに、この使命は
より重要になっています。
 
  公正で中立、健全な世論づくりに努め、社会に貢献するという原点を
忘れず、本年も世におもねることなく、皆さまのお役に立てるよう、力を
尽くす所存です。ご支援を賜りますよう、改めてお願い申し上げます。

              一般社団法人 内外情勢調査会 会長 中田 正博