お知らせ

甘利経済再生担当相がご登壇―11月全国懇談会

2013.11.12

  11月の全国懇談会を11日、甘利明経済再生兼経済財政担当大臣を
講師にお迎えし開催しました。

  甘利大臣は賃金が上がらなければ、アベノミクスは失敗し、安倍政権は
危機を迎えると強調。デフレ脱却のため企業に一時金だけでなくベース
アップによる持続的な賃上げを求めた。

時事通信の配信記事は次の通り。

◆賃金上がらないと政権危機=デフレ脱却へ企業も覚悟を−甘利担当相

 甘利明経済再生兼経済財政担当相は11日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演した。甘利担当相は「『賃金が上がっていかないと、安倍政権の経済政策アベノミクスは失敗する。そのときに安倍政権は危機を迎える』と安倍晋三首相から強く言われた」と明かし、賃上げが政権の行方を左右しかねない重要な問題との認識を強調した。

 甘利担当相は、検討中の復興特別法人税の前倒し廃止について「批判を浴びてまで(デフレ脱却に向けた)政権の覚悟を示した」と、国として賃上げ原資の確保に努力したことを訴えた。その上で「政府がここまでやっても、企業の皆さんは内部留保としてため込むだけか」と語り、一時金だけでなくベア(ベースアップ)を通した賃金の持続的な引き上げを企業経営者に求めた。

 消費税率に関しては「8%から10%への判断は非常に難しいと思う」と述べ、政権として景気動向などを慎重に見極めて決断する考えを示した。

 年内妥結を目標とする環太平洋連携協定(TPP)交渉については「胸突き八丁の段階を迎えている」とした上で、「(コメなど重要5項目を含む関税を取り扱う)市場アクセス分野を超えてトータルでプラスを目指す」と語った。
 
 成長戦略では、産業競争力強化法案や国家戦略特区法案、農地中間管理機構(農地バンク)設立関連法案を今国会で成立させ、政策の具体化を進める意欲を表明した。

 一般用医薬品のインターネット販売の一部規制を決めたことについて「安全性を確認できたらネットで扱えるようにするルールを作ったということだ」と述べ、規制緩和が後退したとの批判に反論した。(了)