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岸田外相、TPP「政治決断あり得る」=日米首脳会談で大筋合意も−4月全国懇談会

2014.04.21

  4月全国懇談会を21日、都内のホテルで、岸田文雄外務大臣をお迎えし
開催しました。
  岸田外相は「今後の日本外交の課題」と題して、オバマ米大統領訪日を控え、
TPPで政治決断の可能性や日米同盟の強化、ウクライナ問題と日ロ関係などに
ついてご講演されました。

  時事通信社の配信記事は次の通り。

  岸田文雄外相は21日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、環太平洋連携協定(TPP)交渉の日米協議について「最後は大きな政治決断もあり得る」と述べ、24日に行われる安倍晋三首相とオバマ米大統領の首脳会談で大筋合意する可能性に言及した。同時に「大統領の訪日はタイムリミットではない」と安易な妥協を否定した。

  外相は首脳会談について「わが国外交の基軸である日米同盟の強靱(きょうじん)さをしっかり国の内外に示してほしい」と強調。中国の台頭などで安全保障環境が激変するアジア太平洋情勢を踏まえ、同盟強化を打ち出す機会にしたいとの意向を示した。
 
  また、外相はウクライナ情勢に触れ、「力による現状変更は許してはならない」とロシアを批判し、「これは東・南シナ海でも守られなければならない大切な考え方だ」と中国の海洋進出もけん制。一方で「ここで日ロ関係も不安定になってしまっては国益を守る上で大きな問題となる」と述べ、北方領土交渉をにらみ、ウクライナ問題の影響を最小限にとどめる考えを示した。

  外相はまた、外務省で国際社会での女性の活躍を後押しする部署として、22日付で総合外交政策局に「女性参画推進室」を新設し、室長に女性職員を充てる方針を明らかにした。(了)

◆「大きな志持って努力」=自民総裁選出馬に含み−岸田外相
 
  岸田文雄外相は21日の内外情勢調査会での講演で、将来の自民党総裁選への対応について「われこそはという気概を持って国の政治に関わっていく姿勢は大事ではないか。ぜひ大きな志を持って努力をしたい」と述べ、出馬する可能性に含みを残した。

  岸田氏は、自民党内で「ハト派リベラル勢力」と目され、池田勇人、宮沢喜一両氏ら4人の首相を輩出した名門派閥「宏池会」の会長だが、これまで総裁選に立候補したことはない。 (了)