お知らせ

内堀福島県知事がご講演―5月全国懇談会

2015.05.21

  5月の全国懇談会を21日、都内・ホテルニューオータニで、講師に福島県の内堀雅雄知事をお迎えし開催しました。
  内堀知事は「ふくしまの光と影」と題してご講演。東京電力福島第1原発事故の風評被害で地元農業の厳しい現状を訴え、
その払拭に全力を挙げる考えを示すとともに、2014年は原発事故初めて、玄米や野菜、果物、畜産物で放射能の基準値を
超えた例がなかったことを強調した。
  内堀知事はご講演の後、JR東日本の清野智会長と「ふくしまデスティネーションキャンペーン」をテーマに対談し、
福島観光も働き掛けた。

◎原発風評「日本全体の問題」=コメ、基準値超えゼロに―内堀福島知事

  福島県の内堀雅雄知事は21日、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、東京電力福島第1原発事故の風評被害について、台湾による食品の輸入規制強化の動きにも触れ「日本全体の問題だが、根深く、特効薬はないという難しさがある。正確で正直な発信をしていく」と述べ、払拭(ふっしょく)に向け全力を挙げる考えを示した。
  内堀知事は講演で、放射能への不安を理由に「名産の桃もアスパラも震災前に比べて価格はへこんだまま。福島県産というだけでためらう人がいるのが現実だ」と地元農業の厳しい現状を訴えた。
  コメを出荷する際の放射能全量検査や農地の除染など、県や農家などによる安全対策も紹介。内堀知事は、2014年は原発事故後初めて、玄米、野菜や果物、 畜産物で放射能の基準値を超えた例が一つも出なかったと強調し、「皆さんの努力がここまで実ってきた。これからも地道な努力を続ける」と語った。(了)

◎「おもてなし」で感謝伝える=内堀知事、JR東会長対談

  「東日本大震災から4年間、たくさんの方に支えていただいた。真心のこもったおもてなしでありがとうと伝えたいのが県民の思いだ」―。福島県の内堀雅雄知事は21日都内で開かれた内外情勢調査会で講演後、JR東日本の清野智会長と対談し、県やJRグループによる大型観光企画「ふくしまデスティネーションキャンペーン(DC)」への思いを語った。
  内堀知事は、DCイベントに参加中に出会った県外の若者とのエピソードを披露。突然、「福島が大好きです。頑張ってください」と言われたといい、「(復興支援の)お礼を言いたいと思っているが、逆に応援しようという気持ちをいただいた」と笑顔で語った。
  4〜6月を期間とするDCは後半戦に入る。桜の季節や大型連休を含めた前半は好調だったといい、内堀知事は「後半も見どころはたくさんある。仕事でもプライベートでも福島に行こうと思っていただけたら」と話した。清野会長も「福島には、観光の素材として光るダイヤモンドがたくさんある。県と一緒に努力したい」とアピールした。(了)