事業報告
令和2年度事業報告
1.令和3年3月末時点の会員数は6,772人。前年同期に比べ222人減少しました。新型コロナウイルスの感染拡大により支部懇談会・全国懇談会の開催や入会勧誘のための活動が大きく制約されたことなどが要因とみられます。純減は平成24年度以来8年ぶり。
2.全国の会員を対象とした全国懇談会は、令和2年度中に例年通り10回開催しました。コロナ禍に対応するため4月にライブ配信を導入。感染防止対策として10月までの6回はライブ配信のみで開催しました。講師(肩書は当時、敬称略)、演題は次の通りです。
日程 | 講師肩書 | 講師名 | 開催方法 |
令和2年 4月13日(月) |
防衛大臣 | 河野 太郎 | ライブ配信 |
演題:わが国が直面する安全保障の現状と課題 | |||
5月14日(木) | 日本銀行総裁 | 黒田 東彦 | ライブ配信 |
演題:新型コロナウイルス感染症:金融経済情勢と日本銀行の対応 | |||
6月8日(月) | 文部科学大臣 | 萩生田 光一 | ライブ配信 |
演題:アフターコロナを見据えた日本の教育・科学技術 | |||
7月8日(水) | 建築家 | 隈 研吾 | ライブ配信 |
演題:未来へつながるまちづくり | |||
7月28日(火) | 一般社団法人 日本野球機構会長 |
斉藤 惇 | ライブ配信 |
演題:混迷の中で見えてきたこと | |||
9月4日(金) | アイリスオーヤマ株式会社 代表取締役会長 |
大山 健太郎 | ライブ配信 |
演題:ピンチはビッグチャンス | |||
11月10日(火) | 公益社団法人経済同友会 代表幹事 |
櫻田 謙悟 | リアル開催・ライブ配信 |
演題:“いて欲しい国、いなくては困る国、日本” の実現に向けて | |||
12月24日(木) | 内閣総理大臣 | 菅 義偉 | リアル開催・ライブ配信 |
演題:当面の内外の諸課題 | |||
令和3年 1月22日(金) |
公益社団法人 日本医師会 会長 |
中川 俊男 | リアル開催・ライブ配信 |
"演題:最近の医療情勢とその課題 〜新型コロナウイルス感染症対策に向けて〜" |
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2月8日(月) | JAXA はやぶさ2 ミッションマネージャ | 吉川 真 | リアル開催・ライブ配信 |
演題:「はやぶさ2」サンプルリターン成功 |
3.全国各支部で開催する支部懇談会には、政治、経済、国際、防衛、文化などのジャンルについてそれぞれ講師を派遣するとともに、知事、市長、日銀支店長など現地有力者を講師に招いて開催しました。支部数は151で変わりありません。令和2年度の支部懇談会の総開催回数は679回でした。コロナ禍の下、令和2年4月から6月末まで、ほぼすべての支部懇談会を開催しなかったことなどから回数が例年より半分以下に減りました。
4.コロナ禍の中、内外情勢調査会のホームページ上で令和2年3月中旬以降、時事通信社の編集局幹部による連続特別講演「新型コロナの衝撃」を7回にわたり動画配信。5月下旬には調査会の講師による講演動画「WEB支部懇談会」をスタートさせ、計28回配信しました。さらに4月~7月、会員から希望者を募り、解説記事FAX配信サービス「コメントライナー」を毎日無償で届けました。
5.月刊会報誌「J2TOP」を毎月、全会員に配布しました。
6.行政機関から委託された「国際情勢に関する資料の作成」業務を契約通り実施しました。
以上