2019年10月9日(水)
職員は幸せ創造仕掛け人に=土屋長野県上田市長
長野県上田市の土屋陽一市長は7月8日、内外情勢調査会上田支部で登壇した。昨年の市長選で初当選し「市役所の職員は幸せ創造仕掛け人になろうと呼び掛けた」と振り返り、「地域特性を生かしたまちづくりを進める」と意気込んだ。
「上田市再構築」を掲げる。1市2町1村が合併して13年がたち、「良さをもう一度見直す。改革すべきは改革し、継続すべきは磨きをかけ継続する」と説明した。「七つの挑戦」では、今年度発足した市長直轄の政策研究センターで、「情報社会の次のソサエティー5.0への対応を研究している」と明らかにした。
「中小企業振興条例」は「年度内の制定に向け取り組んでいる」と説明。「健幸都市」を掲げ、高齢により心身が弱まる「フレイル」対策にも力を入れることや「若者が上田の良さに誇りを持てる」よう、地域を知る「信州上田学」を進めていくことも強調した。(了)