維新博開催「誇れる佐賀を示せた」=内外情勢調査会で講演―山口佐賀知事

佐賀県の山口祥義知事は9月27日、佐賀市で開かれた内外情勢調査会で「明治維新150年の節目に~佐賀の誇りを未来につなげる~」と題して講演した。知事は今年3月から佐賀市などを主会場に開催中の「肥前さが幕末維新博覧会」を念頭に「佐賀から世界に誇れる佐賀づくりを示せた」と語り、来場者を対象としたアンケート調査で「満足」「やや満足」を合わせて9割に上ったことを紹介した。

 同博覧会の来場者数は目標だった100万人を既に突破し、約138万人(9月23日現在)に達した。8月の調査では、県外の来場者が県内を上回るなど、人気は広がりをみせている。

 山口知事は150年前の明治維新について「みんなが明治政府を樹立して日本を一つにしようという大きな流れだった。佐賀などは東京に人材を輩出した。今もそうした名残があるのではないか」と若者の県外就職や進学の背景を推察。その上で「今度の維新は150年前と違って、東京を経由せずに佐賀から世界に誇れる佐賀づくりを示せた」と語った。

 23年に開催予定の国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けての整備が進む県総合運動場「SAGAサンライズパーク(仮称)」については、施設の駐車場不足を指摘する声が出ている点に触れ、「駐車場のことを気にされる方が多いが、もう一度考えてほしい。私はみんなが歩いて楽しい歴史・文化が薫る町にしたいと思う」と自身の考えを語った。

 山口知事はこのほか、外部のデザイナーやクリエイターなどとネットワークを構築し、デザインの視点からプロジェクトを推進する「さがデザイン」や人気アニメなどとのコラボプロジェクトを進める「サガプライズ!」など実施中の各事業を紹介した。(了)