泉州の広域観光をテーマにシンポジウム=内外情勢調査会で永藤市長ら―堺

 内外情勢調査会は10月31日、堺市内で泉州地域の広域観光をテーマにシンポジウムを開催した。永藤英機市長が地域の魅力を語ったほか、泉州と和歌山の広域連携についてパネルディスカッションが行われた。

 永藤市長は開会冒頭、歴史と文化、祭り、食、伝統産業、自然の五つの分野から泉州地域の魅力を紹介。「泉州は本当に魅力が多い。ただ、その魅力が外に向けて発信されてない」と指摘した。また、地域の自治体や民間企業で構成される一般社団法人KIX泉州ツーリズムビューローの理事長を自身が務めていることにも触れ、「堺だけでなく泉州全体で魅力を発信して観光につなげていきたい」と述べた。

 パネルディスカッションには、大阪府岸和田市の永野耕平市長や和歌山県高野町の平野嘉也町長らが参加。永野市長は「おいしい岸和田」と題し、府内漁獲量の約8割を誇る水産物などをアピール。平野町長は「日本らしさ」を求める欧米の観光客が多く高野山を訪れていることに触れ、「高野山と泉州、河内が一生懸命組んで本当の日本を出していきたい」と抱負を語った。

 そのほか、民泊・農泊の予約サイトを手掛ける株式会社百戦錬磨の上山康博社長や観光庁の太田雄也氏、農林水産省の石倉将道氏、大阪観光局の吉本昌史氏が講演。農村地域の観光振興策や訪日客の現状などを解説した。(了)