観光振興、関門連携を大事に=「日本一のすし」もっと宣伝―北橋北九州市長

 北九州市の北橋健治市長は11月22日、市内で開かれた内外情勢調査会で講演し、観光振興に関して、関門海峡を挟んで隣接する山口県下関市との「関門連携を大事にしている」との方針に理解を求めた。下関市側とは「お互いに夜景のライトアップをもっと頑張ろうと申し合わせをしている」といい、「両岸で観光客を呼び込む」と強調した。

 長崎市、札幌市と共に「日本新三大夜景都市」に認定されている北九州市。北橋市長は「夜景の充実のために(行政だけでなく)市民が非常に長いこと頑張っている点が評価された」と胸を張った。

 北九州市は下関市との連携により夜景観光資源を一層磨き上げ、両市の夜景スポットなどを巡る周遊型観光を促進して観光客の滞在時間を延ばし、消費額が多い宿泊者を増加させることを目指している。

 滞在時間を延ばす上で大きな武器となるのが食の魅力だ。北橋市長は「東京・銀座のすし店が一番と誰しも思っていると思うが、そうではなかった。北九州の小倉のすし店が日本で一番だった(との評価がある)」と紹介。「最高のシーフードについても評価を得た。これをもっともっとうまく宣伝していきたい」と力を込めた。

 北九州市は「東アジア文化都市」の2020年の国内都市に選定されており、中国の揚州市、韓国の順天市と共にさまざまな文化芸術イベントを開催する。日韓関係の冷え込みがあるものの、北橋市長は「未来志向で良き交流をしていきたい」と語った。(了)