ラグビーW杯「情報発信できた」=内外情勢調査会で講演―野田大阪府東大阪市長

 大阪府東大阪市の野田義和市長は2月4日、大阪市内で開かれた内外情勢調査会で講演し、東大阪市の花園ラグビー場が会場の一つとなったラグビーワールドカップ(W杯)について、「国内外に、大阪には東大阪がある、日本には花園、東大阪があるということを情報発信できた」と振り返った。

 花園ラグビー場では米国対トンガ戦など4試合が行われた。野田市長は、W杯開催に合わせて、産業フェアを催したことや、ラグビー場近くの商店街でイベントを開催したことなどを挙げ、「まさにワールドカップを利用していろいろな取り組みができた。これをいかに今後継続をしていくかがこれからの課題だと思う」と述べた。

 野田市長は「ラグビーワールドカップ開催後の東大阪について」の演題で講演した。今後、市内で、東京五輪の聖火リレーや、次回で100回目を迎える全国高校ラグビー、ワールドマスターズゲームズなどの各種スポーツイベントが予定されていることを紹介。ラガーマンの花園出場の夢をかなえる「マスターズ花園」の構想を進めて定着化させていく考えや、花園ラグビー場と同じ敷地内に車いすを使ってソフトボールやバスケットボールができる広場を整備していく計画を説明した。

 多様なスポーツ施設や文化施設が集積している花園中央公園の一体管理推進によるにぎわいの創出や、地上19階建てのホテル誘致が実現した公有地の活用の取り組みについても解説。花園ラグビー場の施設をサッカーチームのホームタウンにするなどの公民連携の取り組みに関し、「公民連携の典型的な一つの形ができる。併せて、スポーツというキーワードで新しいまちづくりができるかと思う」との考えを示した。

 また、2025年大阪・関西万博にも言及。市内を走る地下鉄が延伸して万博の会場地となる夢洲地区とつながる計画があることに触れ、「鉄軌道一本でつながることは非常に大きい。地の利も生かし、万博に取り組んでいきたい」と語った。(了)