構造改革で「誇れるまちづくり」=内外情勢調査会で講演―内田いわき市長

 福島県いわき市の内田広之市長は1月17日、市内のホテルで開かれた内外情勢調査会いわき支部の例会で「人を育み、まちを育む~『人づくり日本一』を目指して~」と題して講演した。柔軟で持続可能な行財政運営を確立するため、市役所の構造改革に取り組む方針を強調。「若者から高齢者まであらゆる世代が魅力を感じ、誇れるまちづくりを実現する」と訴えた。
 市は2022年度、行政・人事・財政改革を進める「構造改革推進本部」の設置を予定している。これに関し、内田氏は「なくすものはなくしてさまざまな課題に財源を振り分けていかないといけない」と語り、地域ごとにある公共施設の集約などを検討する考えを示した。
 喫緊の課題として、新型コロナウイルス感染症対応を挙げ、クラスター(感染者集団)に関する情報公開の在り方や、独自に設定した感染警戒レベルを紹介。変異株「オミクロン株」による「第6波」への対応については、地域経済が疲弊した昨夏の「第5波」の教訓を踏まえ、「(経済)活動と併存していくことが必要だ」と述べた。
 東日本大震災や東日本台風で被災した経験を生かした防災・減災に取り組むことや、教育環境の充実を図ることによって「学力日本一を目指す」とも語った。(了)