誇りを感じられる市に=内外情勢調査会で講演―柴橋岐阜市長

 岐阜市の柴橋正直市長は11月22日、市内で開かれた内外情勢調査会で、「持続可能でレジリエントな都市を目指して」をテーマに講演した。「2040年のまちの将来像」を見据えた取り組みを説明し、「岐阜市民であることに誇りを感じる人は調査によると約半数ほど。まちの変化と誇りを感じられる市にしたい」と意気込んだ。

 柴橋氏は将来像を実現する取り組みとして、「子どもファースト」「寄り添う福祉&健康」など五つの政策の方向性を説明。「ワークダイバーシティ」では、「少子高齢化により生産年齢人口が減少する中、働きたいけど働けない人に機会を提供することが重要になる」として、市が進める職業訓練や「超短時間雇用創出事業」を紹介した。

 5、6日に開催され、俳優の木村拓哉さんと伊藤英明さんが参加した「ぎふ信長まつり」については、ビッグデータを用いて成果を説明。2日間で62万人が訪れ、1万5000人の観覧希望には100万人近い応募があったほか、全国的に多くのインターネット検索がされたことを明らかにした。経済効果に触れるとともに、「こうしたビッグデータを活用して市政を考えるのが大事であり、2期目のテーマだ」と語った。

 終わりに、デジタルトランスフォーメーション(DX)への意欲を示した。市は、新型コロナウイルスワクチン接種予約や図書館の本貸し出しの予約などをオンライン化。さらに、年間100件以上取り扱われる行政手続きのオンライン化を積極的に導入する。「オンライン化の実現に向けて積極的に予算を計上し、利便性を高め、市全体でDXを進めたい」と締めくくった。(了)