ポスト五輪の長期計画策定に意欲=小池都知事「私の使命」―内外情勢調査会

東京都の小池百合子知事は4月17日、都内で開かれた内外情勢調査会で講演した。小池氏は、2020年東京五輪・パラリンピック以降の都の成長戦略などを盛り込む予定の新たな長期計画について「国や世界を引っ張っていけるパワフルな長期計画にしていくことが私の現在の使命だ」と表明した。「ポスト五輪」の大きな課題として人口減少や少子高齢化を挙げ、知事として対策に万全を期す考えを強調した。

小池氏は20年7月末に1期目の任期満了を迎えるが、19年末に策定を目指す新長期計画は、五輪以降の10年間を見据えたものになる見通し。今年中の策定を目指す。小池氏は「これからの10年間は東京にとっても日本にとっても死活的に重要になる」と述べ、2期目への意欲をにじませた。ただ、再選出馬に関しては「(都知事という)責任ある立場として、どうやってしっかりと東京のこの後の道を描いていくか。それこそが私の役目だ。一心不乱に進めたい」として明言を避けた。

また、「都民をまず第一に考えて都政を進める」と強調。小池氏に対立する都議会自民党が、先の都議会で東京大会の準備費用などを盛り込んだ19年度予算案に反対したことを挙げ、「それに逆行するのではないか」と疑問を呈した。さらに「都民が大事だという当たり前の視線で、これからも進めていきたいし、それについて(都議会自民党の)理解を得られるような努力はしていきたい」と述べた。(了)